専門用語について【た行】
ダイナミックレンジ 露光可能な光の範囲の最大値と最小値の比率を表した数値のことです。 タイムスタンプ ある出来事が発生日時・日付・時刻などを示す文字列のことで、電子データがある時刻に確実に存在していたことを照明する電子的な時刻証明書です。録画された映像を証拠映像として活用するためには不可欠な機能です。そのためレコーダーにはNTPサーバーから正確な時刻を取得したり、電波時計機能が搭載されていたりします。 タンパリング 防犯カメラや通信ケーブル等に攻撃を加えるなどして、監視を妨げる行為を指す言葉です。映像の記録媒体が防犯カメラ内蔵の場合は破壊や持ち去りによってこうしたタンパリング行為の証拠も持ち去られる可能性があるため、特に外的要因があることを事前に知った上で監視するために防犯カメラ等を設置する場合はレコーダーに映像を記録することを推奨しています。 単焦点レンズ 防犯カメラに使われているレンズの種類で固定レンズとも呼ばれています。ズームやカメラの向きは操作出来ず1カ所のみ撮影するレンズですが、比較的広範囲を撮影することに適しており、1カ所を俯瞰して監視することができます。 Day & Night機能 昼間はカラーで撮影を行い、周囲が暗くなってくる夕暮れや夜間の場合は自動的にモノクロ撮影に切り替えることで夜でも撮影を可能にする機能のことです。 DHCP コンピューターがネットワークに接続する際に、自動的にIPアドレスを割り振ることで手動で設定を行わなくても適切な設定で接続できる仕組みのことです。 DDoS攻撃 サイバー攻撃と呼ばれるネット犯罪の種類のひとつで、複数の機器を踏み台にして特定の機器（サーバーなど）に一斉攻撃をしかける行為です。このとき踏み台として利用される機器には関連性がなく犯人の特定が難しいことも特長のひとつです。近年では防犯カメラやレコーダーなどインタネットを利用して使用する機器が数多くあります。こういった犯罪に巻き込まれないためにもパスワード等は初期設定のままにせず変更するなど、よりセキュリティーを高める意識が重要です。 DSP デジタル・シグナル・プロセッサ(Digital Signal Processor)の略称で、デジタル化された音声、オーディオ、映像データや、温度、加速度などの情報に対してフィルタリングや解析、伝送のための算術演算を高速化するためのプロセッサのことです。 DVR アナログ方式の防犯・監視カメラの映像をハードディスクにデジタルデータとして記録、保存する機器の総称です。 TVI トランスポート・ビデオ・インターフェース(Transport Video Interfaceの略称で、アナログシステムで高精細映像での監視が可能になるシステムのことで、アナログカメラを既に設置されている場合に、既存の同軸ケーブルをそのまま活用できるため、機器の入れ替えだけで済み、これまでのアナログシステムとほぼ同様の操作で監視が可能です。 デジタルズーム デジタル写真やビデオ画像の正確な画角を縮小する方法で、レンズなどの光学系の制御をすることなく映った画像の一部をソフトウェア上で引き延ばすことによって、被写体を拡大表示する機能です。 デジタルノイズリダクション CMOSセンサーなどの撮像素子で撮影した像に発生するランダムノイズを除去するデジタル信号処理技術のことで、暗いシーンでもより鮮明な画像を再現することが可能です。 デジタルレコーダー 一般家庭で使われるレコーダーとは異なり、防犯・監視カメラの映像を長時間録画保存するために録画媒体にデジタルメディアのハードディスクを採用したレコーダー機器のことです。 電子錠 電池を使って施解錠を行うことができる鍵のことで、一般的な鍵と異なり、鍵を持ち歩く必要がなかったり一般的な鍵には備わっていない多くの機能が搭載されており、自宅や店舗、オフィスや賃貸管理など幅広く用いられています。 同軸ケーブル テレビの信号等の電気通信に使われる被覆電線の一種で、高周波製品に使用されます。外部への電磁波の漏れが少なくある程度の柔軟性があるのが特長です。 動体検知 動きがあるものを検知し、映像の記録や通知ができる機能のことです。モーション検知と呼ばれることもあります。この機能を使うことで動きを検知した時のみ録画ができるため、録画容量の節約ができます。防犯カメラや置き型カメラ、スパイカメラなど広く搭載されている機能です。 ドーム型カメラ 防犯・監視カメラの種類のひとつで、その名の通りドーム型をしています。カメラのレンズ部分が外から見難いので不快感を与えにくく、死角スペースにも防犯効果が得られます。オフィス入り口や店舗監視、マンションのエントランスなどに適しています。
